お疲れ様です。
えのこりです。
今や、全世界で活躍するBLACK PINK。
彼女たちのYouTube登録者数は女性アーティストで最も多く、年々ファンは増加しています。
ではなぜこれほどまでBLACK PINKの音楽は世界で人気を博しているのか?
そして、ほぼ全ての楽曲に関わっているTEDDYとは一体何者なのか?
それらについて書いていきます。
こんな方におすすめ
- BLACK PINKの音楽性について知りたい方
- BLACK PINKが世界で活躍する理由を知りたい方
- プロデューサーTEDDYについて知りたい方
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BLACK PINKとは?
そもそもBLACK PINKは2016年にYGエンターテイメントから「2NE1」以来、7年ぶりに女性グループとしてデビューを果たしました。
BLACK PINKは「ガールクラッシュ」という“女性が憧れる女性”というコンセプトがあり、グループ名の由来は綺麗・可愛い・フェミニンなどを意味する「PINK」とかっこいい・強いなどを意味する「BLACK」を合わせて「BLACK PINK」、“美しいものが全てではない”というメッセージがあります。
BLACK PINKのこれまでの主な活動は下記の通りです。
↓
メモ
2016年にシングルアルバム「SQUARE ONE」「SQUARE TWO」をリリースし、韓国国内での賞を多数獲得。
2017年、日本版1st ミニアルバム「BLACKPINK」で日本デビューし、週間アルバムオリコンチャートで1位を獲得。
2018年、1st ミニアルバム「SQUARE UP」をリリース。また、イギリスの女性シンガーソングライターデュア・リパとコラボした楽曲「Kiss and Make Up」を世界同時配信しました。ジェニーのソロデビューもこの年です。
2019年、2nd ミニアルバム「Kill This Love」をリリースし、MVの再生回数が当時、史上最速で1億回を突破しました。
また、日本のロックフェス「サマーソニック」にも初出演。さらに、アメリカレコード協会よりシングル曲「DDU-DU DDU-DU」がゴールドディスクとして認定されました。(K-POP ガールズグループ史上初)
他にもK-POPガールズグループ史上初めてアメリカ・カリフォルニアで開催される「コーチェラフェスティバル」に参加しました。
2020年、レディーガガとの楽曲「Sour Candy」をリリースし、世界57カ国のiTunesチャートで1位を記録。1stフルアルバム「THE ALBUM」の先行公開曲となる、1stプレリリースシングル「How You Like That」をリリース。
世界64カ国のソングチャートで1位となり、MVでは「24時間で最も多く視聴されたYouTube動画」、「最も早く1億回再生超えたYouTube動画」などの5部門のギネス記録を獲得しています。セレーナゴメスが参加したシングル曲「Ice Cream」をリリース。
1st フルアルバム「THE ALBUM」をリリースし、K-POP歴代ガールズグループの初日、初週、月間売上の最多記録となり、アルバム売上が100万枚以上を達成した初めてのK-POPガールズグループとなりました。
2021年、オンラインライブ「BLACKPINK THE SHOW」を開催。また、グループ内2人目となるロゼがソロデビューしました。映画「BLACKPINN THE MOVIE」公開。
メンバー
BLACK PINKのメンバーは4人います。
ジェニー、ロゼ、ジス、リサ。
出身地や国籍、話せる言語などバラバラで多国籍なメンバーです。
ジェニー
本名:キムジェニ
生年月日:1996年1月16日
出身地:韓国
担当:ラップ、ボーカル
ジェニーは韓国で生まれ、9歳から14歳までニュージーランドに留学をしていました。
そのため、韓国語と英語を話すことができます。それに加えて日本語も少し話せるそうでフランス語も勉強をしているみたいです。
メンバーの中では一番長い6年間の練習生期間を経てデビューしており、ソロでも曲を出しています。
ソロ曲「SORO」ですが韓国国内の主要音楽チャートで1位に輝き韓国初のSpotify3億ストリーミング突破、アメリカのビルボード・ワールド・デジタル・ソング・チャートで1位、40か国のiTunesランキングで1位を獲得しました。
MVでは韓国女性ソロアーティストの中で配信後24時間での最多視聴回数を記録し(当時)、韓国の女性ソロアーティストとして史上初めて、YouTubeでの視聴回数5億回を記録しています。
個人チャンネルも開設しており、開設後1日で登録者数が200万人を突破しています。
また、BLACK PINKはメンバーそれぞれがアンバサダーやモデルを務めており、ジェニーはフランスのファッションブランド「シャネル」のミューズ兼コリアンアンバサダー、韓国のコスメブランド「HERA」のモデルに抜擢されています。
ジス
本名:キム・ジス
生年月日:1995年1月3日
出身地:韓国
担当:ボーカル
ジスはグループの中で最年長のメンバーです。
デビュー前からCMやドラマに出演するなど女優としての目標もあるようです。
2021年放送の韓国ドラマ「雪降花」で初主演を務める予定です。
しかし、韓国国内では歴史を歪曲しているという批判が上がっており、放送できるのか問題になっております。
ジスが初主演を務めるということで注目が集まっているドラマですが、炎上で変に注目されてしまい残念です。
無事に放送されることを祈っております。
また、ジスはフランスの高級ブランド「ディオール」のグローバルアンバサダーを務めています。
ロゼ
本名:パク・ロザンヌ・チェヨン
生年月日:1997年2月11日
出身地:ニュージーランド
担当:ボーカル
ロゼはニュージランドで生まれ、7歳でオーストラリアに移住しております。
オーストラリアでの事務所のオーディションで合格し、4年間の練習生期間を経てデビューしました。
2021年にはメンバー2人目となる「R」でソロデビュー。作詞に参加しており、いくつか楽器も弾くことができます。
「R」では51か国のiTunesソングチャートで1位を獲得、ビルボード「HOT 100」にもランクインしました。
リリースと同時に公開されたMVも24時間で約3900万回再生され、韓国女性ソロアーティストとして1位の記録を達成しました。
全世界でのCD予約販売数は受付開始から5日間で40万枚を突破し、こちらも韓国内で女性ソロアーティストとしての最高記録を達成しています。
ちなみにロゼは「ティファニー」のグローバルアンバサダーを務めています。
リサ
本名:ラリサ・マノバン
生年月日:1997年3月27日
出身地:タイ
担当:ラップ、ダンス
リサはタイで生まれ、タイで行われたYGのグローバルオーディションで4000人の中から1人だけ合格しました。
練習生期間は5年間でYGエンターテイメント初の外国人メンバーです。
母国語のタイ語以外に英語、韓国語、中国語、日本語を話します。
K-POP界の中でもトップクラスでダンスが上手く、2021年夏に「LALISA」でソロデビューを果たしました。
このソロデビューについてはこちらの記事に書いておりますので、よかったらご覧ください。
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BLACK PINKの音楽性とプロデューサーTEDDYとは?
TEDDYとは
BLACK PINKの音楽にはEDM調でヒップホップ的な要素の強い楽曲が多く感じます。
これはプロデューサーのTEDDYことパク・テディの特徴が表れているからです。
TEDDYはYGエンターテイメント専属の音楽プロデューサーで現在はBLACK PINKを担当しており、過去には2NE1やBIGBANGも担当していました。
幼い頃にアメリカに移住しており、YGエンターテイメントのオーディションに合格したことによって韓国に戻ってきました。
BLACKPINKの音楽性
元々はK-POPグループの1TYMとしてデビューしそこでも曲を書いており、自身の音楽性について「レゲェが影響している」と公言しています。
BLACK PINKにおいてTEDDYの特徴的な作曲が現れている重低音が効いたEDM的な曲「DDU-DU DDU-DU」や「BOOMBAYAH」はまさにEDM+ヒップホップという形で日本ではあまり見ない曲だとおもいます。
おそらく打ち込みのビートに鍵盤系の楽器のフレーズがなっており、印象的なそのフレーズをループさせています。
サビでは作り込まれた歌詞ではなく、「YAHYAH〜!」といったメロディーをひたすら繰り返している曲もあり、EDMらしさが表れています。
これらの曲はデビュー初期の曲でTEDDYは世界の音楽の流行に合わせていたのだと思います。
その頃から世界を目指していたのかはわかりませんが、他のK-POPアイドルと比べると傾向が違うように感じます。
また、ヒップホップ的な面からするとトラップを取り入れたサウンド、高速なラップなどアメリカのヒップホップファンも満足させるような曲が多いです。
実際にラップの実力はかなり高く、そのキュートなビジュアルからは想像できないようなパフォーマンスに魅了される人が多いのだと思います。
ですから、デビューの時点で楽曲的には世界標準であり尚且つ世界的に流行っているサウンドを取り入れていたのです。(世界的に流行している音楽のジャンルもヒップホップですし)
世界進出
ガールクラッシュというコンセプトで男性ファンだけではなく女性ファンも多いBLACK PINK。
2018年にはアメリカのレーベル「インタースコープ」と契約し本格的にアメリカへの進出を決めました。
セレーナゴメスやレディーガガともコラボし、2020年リリースのアルバム「THE ALBUM」では大成功を収めました。
また、アメリカの人気トーク番組「ザ・レイト・レイトショー・ウィズ・ジェームズ・コーデン」やアメリカ・カリフォルニアで行われたコーチェラフェスへの出演も果たしました。
アジアはもちろんですが、ヨーロッパやアメリカでも人気がありK-POP史上初の記録をどんどん更新しています。
もはやK-POPというジャンルで括って良いのか疑問になりますが。
BLACK PINKの活躍の裏にはその作曲を担当するTEDDYの才能があったことは間違い無いと思います。
世界的な流行だけではなく自身のオリジナルを落とし込んだことによって世界的ヒット曲が次々と生まれました。
TEDDY自身もプレイヤーとしてデビューしていましたのでBLACK PINKのメンバーたちの気持ちがわかっているのだと思います。
5人目のメンバーと言われることもありますが、それほどBLACK PINKにとっては欠かせない人物だと感じます。
楽曲だけでなく、広報など全体的にプロデュースしているみたいで、BLACK PINKとファンの距離感が近いのももしかしたらTEDDYの戦略なのかもしれません。
BLACK PINKはメンバーのSNSがあり新しい曲をリリースしない時期でも頻繁に更新していますし、YouTubeでは長期休暇中のメンバーを撮影して日常的なVLOGを上げるなどブリンクと呼ばれるファンとの距離感が近いです。
こういったアイディアもTEDDYなのかもしれません。
是非、時間のある方はもう一度BLACK PINKを聞き直してみるのも良いかもしれませんね。
