ゴリゴリのヒップホップファンが評価するNiziuのラップの実力とは？

お疲れ様です。

 

えのこりです。

 

今回はNiziuのラップについて書いていきたいと思います。

 

普段はアメリカのヒップホップや日本語ラップ、韓国のラップ（K-POPやアンダーグラウンドの）を聴いていますが、今回は日本で大人気のNiziuについてです。

 

あまり「ラップがすごい！」というイメージはありませんが、JYP所属ということでK-POPのような路線でいくならばやはりラップは欠かせません。

 

では、Niziuのラップの実力はどれほどのものなのでしょうか？

 

実際に曲を紹介しながら見ていきましょう！

 

（BTSのラップについてはこちら、Seventeenのラップについてはこちらに書いております。）

 

 

 

【USラップ好きが評価！】iKONバビのラップは上手いのか？

続きを見る

 

 

 

 

Niziuについて

Niziuは日本のソニーミュージックと韓国のJYPエンターテイメントが合同で行ったオーディション「Nizi Project」によって選ばれた9人のメンバーから構成されています。

 

この「Nizi Project」はHuluでの配信や日本テレビ系「スッキリ」での放送がありましたので、オーディションの様子を見た人も多いのではないでしょうか。

 

今や世界的人気を得て、さらに日本人メンバーも活躍している「Twice」を生み出したJYPなので注目度も高かったはずです。（Twiceについての記事はこちら）

 

 

 

 

グループ名のNiziuは「Nizi（虹）」と、メンバーやファンを表す「U」に由来しており、「Need You」という意味を含んでいます。

 

ファンクラブ名は「WithU（ウィジュー）」で、「NiziUを支えてくれるファンのみなさん（U）と一緒に（With）世界へ向けて活動していく」という思いが込められています。

 

プレデビュー曲「Make you happy」では国内音楽配信サイトにおけるシングル・アルバムランキング1位の合算で64冠、MVの再生回数は2.7億回以上を記録しています。

 

 

 

 

1stシングル「Step and a step」で正式にデビューし、女性グループでは史上最速のデビューから29日で紅白出場を果たしました。

 

2021年11月には1stアルバム「U」をリリースしています。

 

 

メンバー

Niziuのメンバーは9人です。

 

では、応募者数10231人の中から勝ち上がった9人を紹介していきます。

 

 

 

 

MAKO

 

 

Niziuのリーダーで最年長です。

 

オーディション参加時は既にJYP練習生（歴2年7ヶ月）でかなりレベルが高く、「他の練習生のお手本となった」とJYParkが称えるぐらいです。

 

ちなみにJYPの練習生になった2017年の「JYP公開採用13期オーディション」では3,500人の中から3位（女性の中では1位）でした。

 

MAKOはリーダーとしてしっかりしているイメージですが、たまに見せる天然っぷりがファンの中で好かれている要因の一つかもしれません。（笑）

 

 

RIKU

 

 

RIKUは芸能事務所の練習生だったり歌やダンスの大会で優勝するなどといった経験はありませんでしたが、最終的に2位という順位で終えました。

 

オーディションの中では成長していく姿が印象的で、一生懸命取り組み結果に繋げたことがデビューメンバーに残った要因かもしれません。

 

特技は空手で黒帯、三段を取得しています。

 

 

RIMA

 

 

RIMAは当時JYP練習生でTwiceと同じ事務所で活動したいからJYPを選んだそうです。

 

主にラップを担当しており、お父さんは日本のラップ界では超有名なキングギドラのメンバーであるZEEBRAです。

 

親の七光りなどと思われる方もいるかもしれませんが、決して親の力でデビューメンバーになったのではなく、紛れもなく本人の力で勝ち取ったのです。

 

 

RIO

 

 

RIOはNizi Projectの時からダンスが突出しており、一目置かれていました。

 

元々EXILEが創設したダンススクールに所属しており、特待生としてEXILEのライブにもダンサーとして出ていました。

 

しかし、オーディション中は歌の方をJYParkから指摘されることが多く、悩んでいましたが少しずつ成長していきデビューメンバーに入りました。

 

 

MAYA

 

 

 

MAYAはNizi Projectに参加する前はYGエンターテイメントの日本法人YGエンターテイメントジャパンの練習生でした。

 

また、中学生の時はダンスの大会で全国大会に出場しており、地元石川県を拠点に活動するダンスユニットグループ「Tiny Tony」に所属していました。

 

 

MIIHI

 

 

 

圧倒的なスター性を持ち、オーディションで見せた「Nobady」のパフォーマンスはとても印象に残っています。

 

プレッシャーやスランプなどからか激ヤセしてしまい、JYParkも心配するほどで一時的に休養を取っている時期もありました。

 

そういった意味で負担をかけないように敢えてメインボーカルに選んでいないのかもしれません。

 

 

MAYUKA

 

 

 

MAYUKAはNizi Projectの時、序盤はJYParkからあまり評価されませんでしたが、徐々に目につくようになり奇跡と呼ばれるほど大逆転でメンバーに残りました。

 

歌も踊りも素人でしたが、オーディションを通じてラップの才能が開花していきました。

 

努力をし続けたからこそ成長していったのだと思います。

 

また、人柄も良くNizi Projectでスタッフからの人柄評価で1番多く票を獲得していました。

 

 

AYAKA

 

 

AYAKAは9年間ダンススクールでダンスを習っていましたが、JYParkからは酷評されます。

 

しかし、そこから諦めず成長していくことによってメンバーに残ることができました。

 

Niziuの中でもビジュアルが素晴らしくスター性があり、JYParkからはmissAのスジに雰囲気が似ているとまで言われました。

NINA

 

 

NINAはアメリカ人の父と日本人の母を持ち、Niziuの中で最年少のメンバーです。

 

歌唱力は抜群ですがダンスのレッスンを受けたことがないため、JYParkからも指摘を受けていました。

 

それでも諦めることなく努力を続けたことで、JYParkから褒められるほどまでに上達しました。

 

現在ではNiziuのボーカルを引っ張る存在です。

 

 

Niziuのラップの実力は？

ではNiziuのラップについて見ていきたいと思います。

 

Niziuでは主にリマとマユカがラップを担当しているので、特に2人に注目していきます。

 

 

①Make you happy

まずはプレデビュー曲「Make you happy」です。

 

この曲はマコ、リオ、マユカ、リマがラップをしております。

 

ちなみにですが、「Like OOH-AHH」「FANCY」はTWICEの曲名。

「ICY」はITZYの曲名。

「Tell me」「So Hot」はWonder Girlsの曲名。

「Good-bye Baby」はmiss Aの曲名です。

JYPエンターテイメント所属のグループ名が散りばめられていて遊び心が見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この曲ではリマのラップが目立って上手いと感じました。

 

日本語と英語が混ざっていますが、リマはインターナショナルスクールに通っていたことから英語の発音が綺麗で聴いていて気持ち良いです。

 

また、マコとリオが英語の歌詞でその後にマユカが日本語でラップを始めますが、日本語のラップにちょっと違和感を感じました。

 

しかし、何回か聴いているとマユカの部分はリズムを取るのが結構難しく、その凄さに気づきます。

 

そして、最後のリマに繋がるところがとてもかっこいいです。

 

やはり日本語はあまりラップに向いていないかと感じてしまう一方、リマのラップの上手さが引き立っていました。

 

 

②Step and a step

この曲はリマとマユカがラップをします。

 

 

 

 

 

 

リマに関しては相変わらず英語を絡めたラップで上手くハマっています。

 

マユカは基本的に日本語の歌詞ですが、「Make you happy」の時に感じたような違和感は全くなく、上手くなっているように感じました。

 

ラップが終わってすぐにサビに入る構成も気持ち良いです。

 

この曲は韓国語バージョンもあるのですが、ラップの部分は韓国語の方がかっこよく感じました。

 

個人的な意見ですが、韓国語の発音は日本語よりラップに向いているように感じるので是非聴いてみてください。（もちろん、日本語バージョンも十分かっこ良いです）

 

 

③Baby I'm a star

この曲はロック調でテンポのはやい曲となっており、リマとマユカがラップをしています。

 

 

 

 

 

歌詞は同じでマユカ→リマへとラップをつなぎ、ミイヒの高音パートに入っていきます。

 

この曲のラップは2人ともリズムは同じで尺も長いわけではありませんが、とにかくテンポが早く曲を通しても盛り上がる部分です。

 

この曲では「早いテンポのラップもできる」という一面を見ることができ、もっとラップパートの時間を増やして欲しいと思わせてくれるくらい魅力を感じました。

 

 

④Chopstick

この曲はこれまでのキャッチーな曲とは違い、聴き込むと癖になるような曲で日本ではあまり好まれないような曲だと思いました。

 

実際に感想では賛否両論で分かれているみたいです。

 

他のアーティストでも同じようなことがあり、itzyの「마.피.아. In the morning」やaespaの「Next Level」も同じような現象で賛否両論でした。

 

しかし、このような曲はラップ部分が多い傾向なので私的にはハマりました。

 

 

 

 

 

この曲のラップパートは時間が長く、リマは英語のラップが本当に上手いと感じます。

 

マユカも英語の発音が今までよりも良く、その成長を感じました。

 

また、この曲調やテンポ、リズムにラップを乗せるのは難しそうに思えるのですが、しっかりとリズムを取って長めのラップをしているのは凄いです。（ダンスもしながら）

 

 

まとめ

Niziuのラップについてですが、曲を出すごとに成長していくのが分かり、オーディションを勝ち抜いただけあってやはり上手いと感じました。

 

もちろん、そこには才能だけでなく数え切れないほどの努力があり、それに加えてプレッシャーもあると思います。

 

欲を言うのであれば、今よりも長めにラップを聴いてみたいですね。

 

BTSのcypherのような感じでラップだけでの曲が聴きたいですが、そもそもNiziuはヒップホップグループではないので無理ですが、、、、。（笑）

 

それからマコ以外がまだ10代ということに驚いたと同時に、今後もまだまだ成長していくだろうと考えると楽しみです。

 

Niziuのラップについては曲を出す度に進化しており、レベルが高かったです。

 

「Niziuをなんとなく知っている方」や「ラップが好きな方」、「ラップが好きだけどアイドルはちょっとと思っている方」も是非、聴いてみて欲しいですね。

 

引き続き今後の活動にも注目していきましょう！

 

 

 

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